百の診療所より 一本の用水路を

 

アフガニスタンの荒れ地に干ばつから人々の命を守る灌漑事業に力を尽くし、
5年前、道半ばで銃撃され亡くなった医師の故・中村哲さん。

遺志を継いでペシャワール会の人たちが精力的に活動している。

この夏、劇場版「荒野に希望の灯をともす」のドキュメンタリー映画を観に行ってきた。
幾ばくかの支援金も募金箱へ入れてきた。

 

尊敬する立派な方へ軽々しくコメントはできないが、

「武力で平和は守れない」

「彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る。」

「ここには、天の恵みの実感、誰もが共有できる希望、そして飾りのないむきだしの生死がある。」

これらの言葉は心に響く。

 

今も世界中で無為な侵略、民族同士の殺戮が起こっている。

非常に残念である。

 

T. Ito