渓谷へ

5月の連休中、渓谷へ岩魚釣りに入った。

今日おそらくこの深い谷には、我々2人の他、数人しか入渓していないだろう。

コロナ禍とは無縁である。


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釣果は岩魚尺もの一匹と、大型の岩魚8匹。
満足である。このくらい釣れれば十分だ。


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湧き水で淹れたコーヒーがうまい。


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昼は、今回はスパゲッティである。
また少し寒いので昼寝はやめておく。

夕方、竹を割り、竹串を作る。

七輪に炭をおこし、岩魚を強火の遠火でじっくりと焼く。

 

天然岩魚の塩焼き。うまい。

ちょっと労力をかければ岩魚の味が変わる。

我が家の林はここのところ、子育てをする野鳥でにぎやかである。

山鳩、雀、モズ、シジュウカラ、きわめつけはカラス。鳴き声がうるさい。

嫌われ者のカラスでも、父ちゃん母ちゃんは一生懸命ヒナを育てている。

 

雨が降ると羽の下にヒナを入れ、濡れと寒さから守っている。

巣にいるのは「七つの子」ではなく三つの子。

家人がいなかったので

「カラスなぜ鳴くの、カラスは山に、可愛い七つの子があるからよ」

と「七つの子」を歌ってみたが、アホらしくなって途中でやめた。
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カラスもまぁいいが、燕が軒下に巣を作り、可愛いヒナを育てるところを見てみたい。

燕は大好きな鳥である。
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T. Ito