歓迎できない風景

3月中旬頃、いつも自宅から見慣れている風景を眺めていたら、

近くの田んぼの土手の木に、マルチシートが風に飛ばされ引っかかっていた。

通称 マルチ。畑に使うシートである。

農家が秋にきちんと廃棄処分をしなかったせいである。

このシートは丈夫なビニールでできているので腐らない。

毎日眺める風景が台無しであり、風の強い日はバタバタと音を立てている。

鯉のぼりだったらいいのだが。
麦畑の上を雲雀がさえずっているというのに。

夕暮れ時、ビールやハイボールを飲みながら中央アルプスに沈む夕日を見る楽しみが半減している。

百姓のオッサン、じいさん、きちんと処分してくれ!

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T. Ito
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4月中旬の庭の景色

(カツラの木の新緑)

水仙(もう終わりかけだが…)

スズランスイセン