ちょっと嬉しい話

今年三月に薪ストーブを設置してくれた元大学教授のAさんが来社し、

「設置前に薪ストーブのカタログをたくさんもらったが、
もったいないからまた薪ストーブを入れたいという方に使ってもらいたい」

と言って持って来てくれた。

ストーブメーカーにカタログを発注すると、大量に送ってくれて、
少しするとまた新カタログが発刊され送られてくる。

そしてそれを我々も大量にお客さんにばら撒いている。

“旧カタログ”となってしまったものは、まだ十分使えても廃棄せざるを得ない。

紙がなく困っている国もあるであろう。
どこかで狂っている。

「薪ストーブは地球環境に優しい暖房である」と
メーカー諸兄も我々もお客さんに伝えているが、

カタログも木質パルプからできている。

本末転倒ではないだろうか?

紙以外についてもだが、
「もったいない」という原点に少し還らなければいけない。

T. Ito