刃物を研ぐ&男の馬鹿の三要素
2018年5月30日
新緑の候、気が向いたので鉈を研ぐ。
枝の処理、野菜畑の棚、山菜、釣りなど、鉈を使う機会が多くなる。
というか使う機会を自分で作っている。
軽トラの荷台の上に砥石を置き、何本もの鉈、ナイフを研ぐ。
ナイフはたくさんあるが、どこかに散らばってしまって出てこない。
父親からもらった物、自分で買った物、全部左利き用である。
しっかり打ち込んである。
ことわざに「馬鹿と刃物は使い様」とある。
それと、刃物はよく切れるほうが安全である。
田舎に住む男は一本持つ事を勧める。
野山や釣りに行くときは必ず持って行く。
鉈を腰につけていれば安心できる。
丸腰の男ほど冴えないものはない。
何かあった時のための用心棒である。
当社ホームページにも寄稿してもらっている作家・イラストレーターの遠藤ケイ氏が
「男の馬鹿の三要素として刃物が好き、火が好き、高いところが好き」
と言っていたが
私も当てはまるだろう。
◆
〜遠藤ケイ氏宅訪問〜
越後の新緑が眩しい中、山の中で暮らしている遠藤さん宅を訪ねた。
日がまだ残るうちから、遠藤さんオリジナルの横置きドラム缶風呂に入る。
三助が火の番をしてくれ、遠藤さんがビールとウィスキーの水割りを持って来てくれる。
守門岳を眺めながら、最高の気分である。
日が暮れて、
遠藤さんが訪ねた世界の民族の話や、自然論、+猥談等、色々話し、夜が更けていった。
もうすぐ梅雨に入るが、
今は野山は萌黄色に染まり花が咲き乱れ、いい季節である。