〜 2021年 アレッポの石鹸チャリティーのご報告 〜
いつもシリアのアレッポの石鹸をご購入いただきありがとうございます???
昨年2021年の1年間は、《過去最高の71個》を皆様にご購入いただきました。
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その売上の一部(1個あたり200円)と
レジ前の募金箱への募金を合わせた《20,136円》を
先日 国連UNHCR協会 ??へ寄付させていただきましたことをご報告致します。
(国連UNHCR協会 HP:https://www.japanforunhcr.org/ )
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いつもご購入、温かいご支援を本当にありがとうございます。
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2014年から始めたこのチャリティーも2022年で9年目です。
「使い心地がとても良い」とリピーター様も増え、
お肌にお悩みのある方や店頭のポップを見て”試してみよう”と購入くださるお客様も
昨年はいつもより多くいらっしゃったように感じました。
お会計の際にもレジ横の募金箱を見て募金をしてくださるお客様、
ご来店の際は必ず募金をしてくださるお客様もいらっしゃり、
大変温かく嬉しい気持ちになりチャリティーを続けようと思う原動力になっています。
改めて心より御礼申し上げます。
今年も変わらずチャリティーを継続しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します?
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〜アレッポの石鹸工場 操業再開〜
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アレッポの石鹸の産地・シリア アレッポ市。
2011年に始まった内戦により破壊されたアレッポの石鹸の製造工場「アデルファンサ社」は
長らくの間 疎開先の地中海沿岸のラタキアという都市で生産を行ってきましたが、
2020年、アレッポの地に戻り工場の再建に着手。
職人さんたちもラタキアからアレッポに戻り、2021年12月、
新たなスタートを切るべく石鹸づくりの操業がアレッポで再開されました。
まだまだ不安定な状況・混乱が続くシリアですが、
その中でも素晴らしい伝統がまた故郷のアレッポの地に戻ったニュースはとても嬉しいもので、
少しの安心を覚えました。
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(破壊されたアレッポの工場)
(疎開先のラタキア工場)
(石鹸素地を床に広げる作業)
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〜アレッポの人々〜
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アレッポの石鹸は、オリーブや月桂樹の収穫から釜炊き、形成から熟成、出荷まで、
写真は一部ですがそこからもご覧いただけるように、
シリアの人々が丁寧に丁寧に時間をかけて造っています。
石鹸をつくる皆さんの真剣ながらも楽しそうな顔がとても印象的で、
命の危険にも晒される可能性もあろう厳しい状況下でも
笑顔で強く生きるシリアの人々の姿に強く心を打たれました。
(市内で売られる石鹸。製造メーカーによってスタンプが違うのも見ていて楽しい。)
(遠くに見えるのはアレッポ城)
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私たち日本人には、どうしても内戦や武装勢力のイメージが強いシリアですが、
文化、歴史、自然がとても美しい国だと私は思っています。
このような情勢でなければ、いつかは訪れてみたい国のひとつ。
早くこの地に生きる人々に平和と平穏が帰ってくることを願わずにはいられません。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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スタッフ H.
(✳︎本記事内のシリア国内の写真は 仕入れ先の会社さんより掲載用にご提供いただいたものです)