〜 Jøtul 17A 炉内レリーフ 〜

2011年にショールームができる前、本社が展示場をかねて営業する建物でした。

そのため今も至る所に薪ストーブにまつわる
なつかしいレア・ヴィンテージアイテムがちらほらと残っています。

ずっとかっこいいなぁと思っていたノルウェーのヴァイキングであろう
剣を持った戦士?のこちらの鋳物のレリーフ。

北欧のどこか神秘的な雰囲気漂うモチーフで
「どのストーブの、何なんだろう?」と気になる存在でした。

プレート裏面のナンバーなどをもとにインターネットで検索したところ、

「ヨツール 17A」という暖炉にはめ込むタイプの古いストーブで、
これは炉内のプレートの一部であることがわかりました。

(※以降の写真はネットより引用)

ヨツール A17

プレートは3枚1セットで燃焼室内の壁を飾っており、
最近の薪ストーブには見られない、
パーツが贅沢な装飾にもなっていたのが印象的で感動しました。

扉を開けた時、燃えさかる炎の奥に浮かぶモチーフは
とても神秘的だったことでしょう🇳🇴🔥

これはもはや工業製品ではなく美術品です。

今の薪ストーブは性能が上がり、デザイン性も昔とは違った形で素敵ですが、
昔の薪ストーブほどレリーフや装飾が細やかで芸術的。

古くからのその土地の歴史や文化や薪ストーブにも表現され、良い時代だったのだなぁと
ついつい思いに浸ってしまいました。



まだまだ他にもご紹介したいヴィンテージアイテムがありますので、
今後もどうぞお楽しみに😊

スタッフ H.