「木を学ぶ」
ショールームの裏では
お寺の敷地から伐採され運び込まれた原木を寺本さんが玉切りの真っ最中。
鮮やかな黄色い丸太の切り口!
何の木だろうと近くに寄っていくと、丸太から皮を剥がし黄色の皮を「かじってごらん」と渡され
恐る恐るかじる。
「これで1日元気に過ごせるよ!」と言われ、
味はわからずとも口の中が木の香りに包まれなんだか良い気分。
この木は、皮の色の通り”キハダ”というミカン科の広葉樹。
胃腸薬としても長野県民お馴染み”百草丸”の主原料に使われているようです。
そんな話を聞いていたら
後から急に口の中が渋みでいっぱいになりました。。😵
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そして、もう一つの玉切りの木。
切り口が滑らかで皮がゴツゴツしています。
「持ってごらん」と持ち上げるようとすると
…ずっしり重くて容易に持てません。
”岳樺(ダケカンバ)”
白樺とよく似ていますが、高山に生え、
樹皮は白ではなく少し赤茶色がかっています。
皮は白樺同様によく燃えるので、天然の着火剤としても使えます。
高山で育つため成長が遅く、
それによって年輪が細かく密度が高い木になるそうです。
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«お詫び訂正»
投稿後、この木はめったにない木だぞー!!とご指摘を受けました。
ダケカンバだと思ってご紹介した木は”八重皮樺(ヤエガワカンバ 別名:コオレオノ)”という名前だそう!!
調べてみると、樹皮が幾重にもなってボロボロと剥がれるのが特徴とのことで、まさに特徴通りの皮肌!!
準絶滅危惧種にも指定されているという珍しい樹木でした。
樹皮にも特徴があるますが、葉っぱにも特徴があり白樺やダケカンバの葉がハート型に対して広卵形なことも見分けるポイントだそうです。
樺の勉強になり、山へ出かけた際には木種を見分ける楽しみもできました。
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薪ストーブに使う薪は、
どんな種類の木でも十分に乾燥させれば使うことができます。
木も様々な種類があり、また特徴も異なりますが
理想の状態で使えるように梅雨のシーズンはシートを被せ、雨にあたらないようにするなどして
薪の管理をして備えましょう。
ショールームスタッフ
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ノースフィールド 伊那ショールーム
OPEN : 10am〜6pm
長野県伊那市上牧6550
TEL : 0265-98-6850
定休日 : 月&火曜
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