今日は、薪ストーブの灰について。
シーズン中はアッシュトレイの灰は溜めたままにし、
燃焼室の灰も残し使用しています。
灰を残すことで断熱材の役割を果たし、
また、燃焼室の保護・燃焼の安定などにつながります。
ストーブから灰がこぼれ出てくるようになったら、
完全に冷めてからスコップですくい蓋つきの密閉できるバケツに保管しています。
灰は様々なことに有効活用することができます。
アルカリ性なので畑に撒いて酸性土壌の改良に
山菜のあく抜きに
染色の調整材として
そして、器の釉薬にも
ご自宅の薪ストーブから出た灰を釉薬として
陶器の製作をする岐阜の作家さんの作品。
どんな木の灰から生まれた色なのでしょうか。
とても温もりのある色合いの器です。
こちらは本社ショールームに展示販売しています。
1つ1つ丁寧に作られた器、どれも手に取るとやさしい味わいが感じられます。
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燃えて形をなくし、その役目をすべて終えたかにみえる薪も、
灰となって なお何かの役に立つ。
そんなところにも自然の力と不思議を感じます。
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本社ショールームより