3月上旬より、本社ショールームにて、煙突から炉台まで一から設置の準備をしていたハースストーンの《キャッスルトン》。先週の木曜日、ついに実演スペースが完成しました!
現在は数回必要な慣らし焚きの真っ最中ですが、それでもソープストーンの蓄熱性の高さや良さを思う存分体感しています!
◇設置の様子をご紹介◇
:煙突の位置決め:
▶元々実演ストーブを設置していなかった場所への施工のため、天井裏へ入ったり屋根を入念にチェックしながら煙突の位置を一から決めました。
火災にならないよう安全な設置位置、そして薪ストーブを置く位置との関係からも、いくつかの通りから最良なプランを練る、施工時に一番考えに考えを巡らせるプロセスです。
天井裏の配線などの関係で、穴を空ける位置もヒヤヒヤでしたが問題なくベストな位置に。
☝空が見えたり屋根の上のスタッフの声がよく聞こえてきたり、おもしろい光景
▶まずはこのように、煙突だけ、途中まで先に設置しておきます。
(化粧板をつけて周りの穴も塞ぎます。)
そして屋外にそびえ立つトップの高さ調整。
☝煙突をもっと目立たせたいなー!とわがままを言い、1000mmの煙突を追加して高くしてみたものの…
長っ!やっぱやめ。高すぎた… ^^;
なんだか見た目のバランスが悪くなってしまったので、やっぱり500mmの煙突にして落ち着きました 笑
:炉台・炉壁積み:
一番悩んで時間がかかったところ。レンガは倉庫にもう何年も眠っていた古レンガを活用しました。
色や形、割れ具合も様々で、これはもうこの不揃いさやアンティークの風合いを活かして遊び心のある壁にしよう!と決定。
サイズの違うレンガを置いたり、縦にしたり角度を変えたり、敢えて不規則な積み方にしてみたり…
なかなかいいじゃん!
と自信作に仕上がりました ^^
完成!
レンガの炉台・壁は、他と比べて組むのが大変だったり、どんなデザインにするか悩んだりと
時間はかかるかもしれないですが、その分思い入れのある素敵な空間ができます。
お家の中心になる薪ストーブスペース、とことんこだわってみるのも楽しいですよ!
:本体設置:
☟設置され待ちのキャッスルトン
炉台・炉壁が完成し、最後に本体を設置して完成です。
それにしても石製のストーブは重い……よいしょと移動に一苦労。
ソープストーンストーブ×レンガの組み合わせ。
石×石なので、完成前は重い雰囲気にならないかな?など、
どんな風になるのかちょっと不安なところもありましたが、
そんな心配はまったくいらなかったようです。
ソープストーンの落ち着いた美しい青い色と
炉台・炉壁のレンガのほんのり暖かい色によって、
優しく柔らかみのある、明るくとても良い雰囲気になりました♪
:火入れ:
設置完了の翌日、火入れをしました。
こちらの様子はまた次回お伝えしますのでお楽しみに ^^
ソープストーンストーブの魅力、まだまだお伝えしたいことがたくさんです!
本社ショールーム 伊東